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大河 『真田丸』 第6話「迷走」の名言27個・感想/第7話注目ポイント

      2016/04/03

大河ドラマ「真田丸」」第6話「迷走」
『お前はいつもまっすぐだなぁ』 『透破が死ぬ時は信用を失った時』 『大博打の始まりじゃあ』 など大河『真田丸』第6話「迷走」を盛り上げた 【名言・名セリフ27個】 の紹介と、ドラマの感想、次回第7話「奪回」の注目ポイントを紹介します。

この記事では、本ブログの著者がハマっているNHK大河ドラマ『真田丸』について、名言・名セリフや感想を書いています。

※ネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。

大河 『真田丸』 他の回の名言・名セリフ・感想を読む

名言・名セリフ27個で名場面を振り返る
『真田丸』第6話「迷走」
(放送日:2月14日/再放送:2月20日)

真田(源次郎)信繁(キャスト:堺雅人)
義兄上、生きていてこそです。
真田(源三郎)信幸(真田信繁の兄/キャスト:大泉洋)
私の意見が採り上げられたことなど、一度もありません。
真田(安房守)昌幸(真田信繁の父/キャスト:草刈正雄)
源三郎、お前はいつもまっすぐだなぁ
滝川一益(織田家重臣/キャスト:段田安則)
その真田が、もっとも信用できぬ。
真田昌幸
真田安房守昌幸、滝川殿に賭け申す。
出浦昌相(信濃の国衆/キャスト:寺島進)
素っ破(忍びの者)は目先の損得では動かぬ。
出浦昌相
素っ破(忍びの者)は、戦では死なぬ。
透破が死ぬ時は、信用を失った時。
真田昌幸
朝令暮改の何が悪い。
より良い案が浮かんだのに己の体面の為に前の案に固執するとは、愚か者のする事じゃ。
室賀正武(信濃の国衆/キャスト:西村雅彦)
黙れ小童!
北条氏政(関東の戦国大名/キャスト:高嶋政伸)
これまで様々な品を献上してきた。
雉、五百羽。
馬、数知れず。
鷹、白鳥、鮑(あわび)に炒り子、後は何だ?
全て無駄になってしまったのう。
ハッハハハハハハ。
北条氏政
北条は織田と約定を交わしておる。
(声を潜めて)攻めこむ訳が無いではないか。
真田信尹(真田信繁の叔父/キャスト:栗原英雄)
起こるはずのないことが起きてしまうのが、戦国の世でございます。
北条氏政
東国の覇者は、この北条である。
徳川家康(東海の戦国大名/キャスト:内野聖陽)
平八郎、お前が動くと埃が立つ。
本多正信(徳川家康の参謀/キャスト:近藤正臣)
兵は出すと言うておいて、後は、のらりくらりと。
本多(平八郎)忠勝(徳川家随一の猛将/キャスト:藤岡弘、)
そのような真似は、好きではありませぬ。
きり(真田信繁の幼なじみ/キャスト:長澤まさみ)
みんなに言って欲しいんでしょ、「あなたのせいじゃない」って。
口が裂けても言いませんから。
真田信繁
ずっと、兄より才があると思っていた。
その才で、兄を助けていくのが、己の務めだと思っていた。
自惚れだった。
私の才など、いざというとき、何も役に立たぬ。それがよう分かった。
才が無ければ、私は只の役立たずの次男坊。
真田の家にいる意味など、何も無い。

……何か、言っても構いませんよ。
梅(真田信繁の初恋の相手/キャスト:黒木華)
では、一言だけ。
梅は、源次郎様が帰ってきてくださって、ほっといたしました。
もし、真田の郷に何かあった時は、必ず、私をお助けくださりませ。
約束です。
とり(真田信繁の祖母/キャスト:草笛光子)
できれば、この、真田の郷で死にたいので、よろしくお願いいたしますよ。
薫(真田信繁の母/キャスト:高畑淳子)
アタクシだわ。
次はアタクシだわ。
アタクシしかもういないじゃないですか。
アタクシに決まってる。
真田昌幸
わしが肩入れした者は、ことごとく運を逃す。
源三郎教えてくれ。
わしゃ疫病神か。
真田昌幸
力が欲しいのぅ。織田や北条や上杉と対等に渡り合える力が。
真田信繁
私は、この景色が好きです。
信濃は日本国の真ん中ですから。
信濃に生まれたことを誇りに思います。
父上の子として生まれたことを誇りに思います。
真田昌幸
源次郎。
良き息子じゃ。
……良き息子じゃ。
……良き息子じゃ。
真田昌幸
これより真田、誰の下にも付かぬ。
ようやく分かった。上杉も北条も徳川も、この信濃が欲しいのじゃ。
ここには、良き材木が取れる山々がある。
それを運ぶ川もある。
良い馬もいる。
街道が通り、人が集まる。
東と西を結ぶ、要の土地じゃ。
だからこそ大名たちは、この信濃を押さえようとする。
この信濃がある限りわしらは大名たちと対等に渡り合える。
この信濃を使って、奴らを操ってみせるのよ。
もう奴らの顔色を窺うのは御免じゃ。
真田昌幸
息子たちよ。
どんな手を使っても、わしは真田をこの地を守りぬいてみせる。
大博打の始まりじゃあ!
『真田丸』 第6話「迷走」のまとめ動画がNHK公式サイトで公開されています。
あらすじ 第6回「迷走」|NHK大河ドラマ『真田丸』

『真田丸』 第6話「迷走」(2月14日放送)の感想

今回からついに北条氏政が本格的に登場しましたね。
北条氏政と言えば「汁かけ飯」のエピソードが知られている通り、決して優秀ではない4代目として描かれることが多いのですが、北条氏が最大版図を支配していたのは氏政の時代であったのも事実。
『真田丸』では真田家のライバルとして立ちはだかることもあって、かなりの「くせ者」として描かれていくようですね。
高嶋政伸さんの「怪演」による、その笑い方が特徴的な北条氏政の今後の活躍が期待されます。

真田信繁は、やはり自身のことを「兄(信幸)より優秀である」と自覚していたようですが、その自信が打ち砕かれます。
一方の真田信幸は、父(昌幸)が自身の発言を採り上げてくれないことから、かなりフラストレーションが溜まっているようですね。
信繁は後半のシーンで、昌幸から「良き息子じゃ」という言葉を掛けられて立ち直った感もありますが、信幸の努力が昌幸から認められる日は来るのでしょうか……?

徳川家中では、二人の「本多」、すなわち「本多忠勝」と「本多正信」の対立構造が描かれ始めました。
忠勝は、真田家で言うところの「信幸ポジション」になっていくのでしょうか?
その後の史実を考えると、忠勝と信幸を敢えて似たような立ち位置のキャラクターとして設定しているのかも知れませんね。

今回、満を持しての初登場となった、小日向文世さん演じる羽柴秀吉。
ほとんどセリフはありませんでしたが、過去の大河ドラマの秀吉に近い「人懐っこくて頭の回転が早い」キャラのように見えましたね。
徳川家康は「心配性で面倒くさがり屋」という新しい家康像が描かれていますが、秀吉が今後どのようなキャラクターになっていくのか楽しみです。

信繁の姉・松は、しばらく登場がなくなり、5月1日の放送で再登場するそうです。
『真田丸』は過去の大河ドラマと比較して、「完全なフィクション」が少ないように思いますが、松については詳しく知られていないだけに、史実に縛られない自由な活躍を期待したいですね。

松役・木村佳乃さんのインタビューがNHK公式サイトで公開されています。
特集 インタビュー 松役 木村佳乃さん ~とぼけたところが似ている!?~

次回『真田丸』 第7話「奪回」(2月21日放送予定)の注目ポイントは?

北条氏が滝川一益の治める上野に進攻したことで起きた「神流川の戦い」を中心に話が進んでいくと思われます。

真田氏は北条・織田(滝川)のどちらにも付かず、その隙を突いて沼田城・岩櫃城の奪還を図ります。

次回は、以下の面々が初登場するそうです。
・旧武田家の重臣で織田の調略により寝返った木曽義昌(キャスト:石井愃一)
・武田四天王の一人・高坂昌信(春日虎綱)の次男である春日信達(キャスト:前川泰之)
・北条家の外交僧・板部岡江雪斎(キャスト:山西惇)

タイミング的には、「清須会議」も登場するのでしょうか?
同名の三谷幸喜さん原作の映画と比較して、同じ出演者が異なる配役で真田丸に多数出演しているので、映画との違いや共通点が気になるところです。

時代の流れに翻弄され続けた真田家が、今度は翻弄する側に回る。
そんな今後のストーリー展開に期待が膨らんでいきます。

残念ながら第6話の視聴率は自己ワーストの16.9%とタイトル通り「迷走」してしまったようですが、第7話では視聴率を「奪回」してもらいたいですね!

『真田丸』 第7話「奪回」の予告動画がNHK公式サイトで公開されています。
あらすじ 第7回「奪回」|NHK大河ドラマ『真田丸』

大河 『真田丸』 他の回の名言・名セリフ・感想を読む