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大河 『真田丸』 第15話「秀吉」の名言・感想/第16話注目ポイント

      2016/04/19

大河ドラマ「真田丸」」第15話「秀吉」
その刹那、治部殿にとって、真田源次郎は大事な人になった、とこういう訳さ。/上杉殿……随分と心乱れてはりましたな。/あんな人は、見た事がない。/など大河『真田丸』第15話「秀吉」の【名言・名セリフ】と感想、次回第16話「表裏」の注目ポイントを紹介します。名セリフのTwitter簡単投稿も!

この記事では、NHK大河ドラマ『真田丸』について、名言・名セリフや感想を書いています。
※ネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。

前回の記事 大河 『真田丸』 第14話「大坂」の名言66個・感想/第15話注目ポイント/解説:真田丸「大坂編」登場の武将は真田信繁の敵?味方? もどうぞ!

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名言・名セリフで名場面を振り返る
『真田丸』第15話「秀吉」
(放送日:4月17日/再放送:4月23日)

各セリフのを押すと、真田丸の名言・名セリフを簡単にTwitterでシェア・投稿することができます。

羽柴秀吉・豊臣秀吉(はしば ひでよし・とよとみ の ひでよし) 関白・太閤/キャスト:小日向文世(こひなた ふみよ)
面白いところへ連れて行ってやる。

真田源次郎信繁(さなだ げんじろう のぶしげ) キャスト:堺雅人(さかい まさと)
もしや……。

羽柴秀吉
秀吉じゃ。

吉野太夫(よしの たゆう) 舞妓/キャスト:中島亜梨沙(なかじま ありさ) ※元宝塚・羽桜しずく
待てども 夕べの 重なるは 変わるはじめか おぼつかな♪

羽柴秀吉
ああ、もう、城に連れて帰りたい!
せめて、城で一晩一緒に過ごさんか?

羽柴秀吉
市松、飲んでるか?
こいつな、昔から大の酒好きで……。
あっ、お前、何でそんなでかいので飲んでんだ?

福島正則(ふくしま まさのり) 羽柴家重臣/キャスト:深水元基(ふかみ もとき)
つい大きめを申しつけてしまいました。

羽柴秀吉
源次郎。 お前の親父には、ほとほと手を焼いておるぞ。
大坂へ出てこいと再三言っておるのに、全くそのそぶりも見せん。 喧嘩売ってんのか。
今更わしに逆らっても、いい事は一つもないと親父にそう言っておけ。

石田三成(いしだ みつなり) 羽柴家重臣/キャスト:山本耕史(やまもと こうじ)
殿下。 上杉様がお待ちでございます。
殿下がお仕事を放り出して向かうとあらば、ここ以外には思いつきませんでした。

羽柴秀吉
嫌味な物言いをするだろ。
違うんだよ。 源次郎が、なっ?

真田源次郎信繁(さなだ げんじろう のぶしげ) キャスト:堺雅人(さかい まさと)
さようです。 酒もよし、肴もよし、女子もよし。 さすがは大坂でございます。
という事ですので、殿下にはお礼の申し上げようもございませぬ。

羽柴秀吉
三成。ちょっと思いついた事がある。 皆を集めてくれ。

真田安房守昌幸(さなだ あわのかみ まさゆき) 真田信繁の父/キャスト:草刈正雄(くさかり まさお)
秀吉がなんぼのもんじゃい。
秀吉の勢い、今がてっぺんではないのか? あとは下る一方ではないのか?

堀田作兵衛(ほった さくべえ) 真田家臣/キャスト:藤本隆宏(ふじもと たかひろ)
先ほど戯れにわしの乳を吸わせてみたんじゃが、こいつ、チューチュー吸ってくれて。こそばゆくてこそばゆくて、ハハハ。

真田源三郎信幸(さなだ げんざぶろう のぶゆき) 真田信繁の兄/キャスト:大泉洋(おおいずみ よう)
あまり吸わせない方がいいと思うがのう。

真田信幸
佐助。今、暇か?

佐助(さすけ) 真田家臣の忍び(忍者)/キャスト:藤井隆(ふじい たかし)
出浦様に正式に弟子入りする事になりました。

出浦昌相(いでうら まさすけ)信濃の国衆/キャスト:寺島進(てらじま すすむ)
忍びの道を極めたいというので、詳しゅう教えてやる事にした。
空蝉の術はここまで。 次は火遁の術だ。

薫(かおる) 真田信繁の母/キャスト:高畑淳子(たかはた じゅんこ)
秀吉の家来になるのでございますね。
いちいちあなたの言葉を信じていたら、身が持ちませぬ。 全てお任せ致します。 あたくしはついていくだけ。


殿……息子は一人だけではありませぬよ。
あなた様、昔から、何かと源次郎を贔屓になさいますが。
源次郎はあなたに似ています。 知恵が回るところ、度胸があるところ、ちと調子に乗り過ぎるところ。

真田昌幸
確かに源三郎は源次郎に比べれば面白みに欠ける。


あの子も一生懸命なんです。

真田昌幸
分かっておる。源三郎が真田の力になるのは、もう少し先だ。
今は乱世。だが、いずれ世の中も落ち着く。 その時こそ、源三郎の出番じゃ。
荒れ果てた大地を再び耕し、国を立て直す。 その時こそ、あやつが役に立つのだ。 あの生真面目さがな。


そんな世が早く来ると良いですね。

上杉景勝(うえすぎ かげかつ)上杉家当主/キャスト:遠藤憲一(えんどう けんいち)
秀吉に会うのは明日になってしまった。 さんざん待たせておいて、無礼千万!
明日、秀吉に会ったら、お主の話もしてやるゆえ。
うん。わしが間に立つ。 任しとけ。

きり 真田信繁の幼なじみ/キャスト:長澤まさみ(ながさわ まさみ)
いつもの源次郎様が戻ってきた。
さすが大坂ですねえ。 真田の郷とは大違い。

石田三成
真田殿。 今日はご苦労であった。 どうやら殿下のだしにされたようだな。 すまなんだ。

大谷吉継(おおたに よしつぐ) 羽柴家重臣/キャスト:片岡愛之助(かたおか あいのすけ)
堺代官など、それがしの任ではない。 おぬしがやれば良いのだ。 それがしはその下で。 とにかく堺代官の件はお断り申す。

真田信繁
では私からよろしいですか?
なぜ、嘘をつかれたのですか?
私の事、殿下にはお伝えしていないとおっしゃいましたが、ちゃんとご存知でしたよ。

石田三成
伝えておらぬと誰が言うた。

真田源次郎信繁(さなだ げんじろう のぶしげ) キャスト:堺雅人(さかい まさと)
石田様が。

石田三成
誤解されるような言い方をしたのかもしれぬな。

真田信繁
不思議な方ですね。
これまで私に対しては至極そっけなかったのに、今宵は打って変わって随分と親しげなのです。

大谷吉継
曲がった事が嫌いな男だ。 だから私は好きなのだが、理が立ち過ぎるところがあって、人を立場で計ってしまう。
殿下がそなたのことを気に入ったからだ。 その刹那、治部殿にとって、真田源次郎は大事な人になった……と、こういう訳だ。

真田信繁
殿下は私を気に入って下さったんでしょうか?

大谷吉継
迷惑かな?
ただ、殿下はひとたび気に入った若者は始終そばに置きたくなるお方。 色々と面倒になるぞ、これから。

羽柴秀吉
かの軍神 上杉謙信の嫡男が、わしの目の前におると思うと感無量。
こうして参ってくれた以上は、最高の礼をもって、もてなさねばのう。
越後の本領は安堵。 今後は東の要として関東を抑えてもらいたい。

石田三成
上杉様には従四位下左近衛権少将の位が授けられる事になっております。

羽柴秀吉
それからもう一つ。 これより後、真田への肩入れは無用とせよ。
ありていに言うがな。 わしは家康に恩を売っておきたいのだ。 あいつはめんどくさい男でな、ここら辺りで手なずけておきたいのよ。

直江兼続(なおえ かねつぐ) 上杉家臣/キャスト:村上新悟(むらかみ しんご)
恐れながら殿下、それは、徳川と真田が戦になった時、真田に加勢をするな、とのことにございましょうか。

羽柴秀吉
そういうことだ。

石田三成
時に殿下。 景勝様は謙信公の実子ではございません。 確か姉の子だったと。

羽柴秀吉
えっ? そうなの?
まあよい。 景勝はわしに従うと思うか?
利休の意見が聞きたいのう。

上杉景勝
やはり、わしは秀吉の下にはつかん!
源次郎にどの面下げて会えば良いのだ……。

上杉景勝
世に聞こえた関白秀吉も、会うてみれば、ただの騒々しい親父であった。

真田信繁
無理難題を突き付けてはきませんでしたか?

直江兼続
なかなか良い話であった。

真田信繁
私は茶のたしなみなどございませんが。

石田三成
それはこちらの知らぬ事。

きり
うまくごまかして、すすっと飲んでしまったら。 何事も「習うより慣れろ」しっかりね!

真田信繁
お初にお目にかかりまする。

羽柴秀吉
何を申しておる。 昨日会ったろ。 一緒に太夫のところへな。
あっそうか。 源次郎はお主より先にわしに会ってしまったのが、申し訳ないのだ。 それで隠していたのだ。 心優しい男だのう。ハハハハ!

千利休
えろうお待たせしました。
知らぬ同士も膝突き合わせたら、また新しいもんが見えてくる事もございます。

羽柴秀吉
もうよい。 そこまでじゃ。 景勝。源次郎と先に出ていろ。

千利休(せん の りきゅう) 茶人/キャスト:桂文枝(かつら ぶんし)※元・桂三枝
上杉殿……随分と心乱れてはりましたな。
どっかでふんぎりをつけられたのでございましょう。 最後は心穏やかに茶を飲まれておりましたわ。

羽柴秀吉
わしに従うか?

千利休
間違いのう。

上杉景勝
源次郎……。 いや、何でもない。
これまでの生涯で一番苦い茶であった。

羽柴孫七郎秀次(はしば まごしちろう ひでつぐ) 秀吉のおい/キャスト:新納慎也(にいろ しんや)
まずい まずい まずい まずい! まずい まずい!
真田源次郎……知らん。
鷹狩りの帰りにきれいな枇杷を見つけたので、もいできたのだ。
これを叔母上に孫七郎からと言って渡してもらえないか。

片桐且元(かたぎり かつもと) 羽柴家重臣/キャスト:小林隆(こばやし たかし)
いまだ秀次様が。

羽柴秀長(はしば ひでなが) 秀吉の弟/キャスト:千葉哲也(ちば てつや)
始めよう。

寧・北政所(ねい・きたのまんどころ) 秀吉の正室/キャスト:鈴木京香(すずき きょうか)
まあ! 孫七郎が私に? あの子はそういう優しいところがあるんだわ。
おきりさんでしたか? よかったらこれからちょっとした集まりがあるのですが、あなたも寄っていりゃあせ。

羽柴秀吉
検地とは、一口に申せば何だ? 秀次。 検地とはなんぞや?

羽柴秀次
け……。

石田三成
諸国の田畑を調べ、その値打ちを定める事でございます。

羽柴秀吉
では、それを調べる事で何が分かるか。 はい。

羽柴秀次
いろんな事が分かります。

石田三成
その所領がどれだけの石高なのかが分かります。 それによって、そこから何人の兵を出せるかが割り出せます。

羽柴秀吉
しかし、これまで検地はどうも、もうひとつうまくいっておらぬ。
何でかわしは考えた。 わけもない。 米を量る升が各地でばらばらだからだ。
こんな升で量っている国もあれば、こんな升の場所もある。
では、どうすればよい。 源次郎。

真田信繁
升の大きさを統一する?

羽柴秀吉
さすが。
これからは升の大きさを統一する。
大きさを決めて、それで全国の石高を明らかにするのだ。

羽柴秀長
しかし、国によって升の大きさは異なるゆえ、これは大仕事になります。

羽柴秀吉
それでもやらねばならんのだ。

片桐且元
何かあるといけませんので、いずこにおでましかだけは。

羽柴秀吉
城の中におる。 用があれば探せ。

羽柴秀吉
堅苦しいのは苦手でな。 あとはあいつらが何とかしてくれる。

羽柴秀吉
茶々は信長公の妹君、お市様の娘だ。 この大阪城の中で一番のべっぴん様だ。 のう。

茶々・淀(ちゃちゃ・よど) 秀吉の側室/キャスト:竹内結子(たけうち ゆうこ)
殿下は口がお上手ですね。

羽柴秀吉
これが昨日話した真田の小倅だ。

茶々
もう会いました。

羽柴秀吉
えっ? お前、手が早いなあ。

真田信繁
違います。

茶々
殿下から、信濃の山奥からイノシシの子どもが1匹やって来ると伺ったので、この目で見たくなりました。
会ってみたら、イノシシにしては随分色が白うございました。

羽柴秀吉
な~んの造作もない。 めくってね、同じ札だったらもらえるんだ。 やれば分かる。 ではわしからいくぞ。

茶々
次、私がまいります。
まあ、最初はこういうものです。

大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね) 茶々の乳母・大野治長の母/キャスト:峯村リエ(みねむら りえ)
お見事!
方々! お気を入れあそばせ!
何をなさるんですか!

茶々
場所、覚えてたのに!

寧・北政所(ねい・きたのまんどころ) 秀吉の正室/キャスト:鈴木京香(すずき きょうか)
さあみんな、熱いうちに食べやあよ!
一人5つだでね。 ちゃんと見とるで。
熱いで、気ぃ付けやあよ。

羽柴秀次
まずい まずい まずい まずい。 遅くなりました。

羽柴秀吉
よう、皆やっておるな。

きり
ばあ!

真田信繁
何でお前がいるんだ……。

羽柴秀吉
うみゃあ!

ナレーション 有働由美子(うどう ゆみこ)
この日、信繁が目撃した光景は、ひょっとすると秀吉とその家族たちの、ごく短い幸せな時だったのかもしれない。
やがてこの中の一人は、別の一人によって切腹に追い込まれ、この少年は自分のした事の罪の重さに苛まれ、21歳の若さで謎の死を遂げる。

きり
あれが天下人? どこにでもいそうな人だけど。

真田信繁
いや、違う。 あんな人は、見た事がない。

『真田丸』 第15話「秀吉」のまとめ動画がNHK公式サイトで公開されています。
あらすじ 第15回「秀吉」|NHK大河ドラマ『真田丸』

『真田丸』 第15話「秀吉」(4月17日放送)の感想

今回の「真田丸」の中心は、そのサブタイトルが示す通り、「秀吉」が中心でした。

源次郎信繁は、「女好きな羽柴秀吉」「大名としての羽柴秀吉」「上司としての羽柴秀吉」「家族を大事にする羽柴秀吉」という様々な面を短期間の内に見せつけられることになります。

「女好き」の面では、まず、信繁を誘って芸者遊びに連れ出し、遊女の吉野太夫へ「側女にならないか?」と猛烈アプローチ。
しかし、太夫からは軽くあしらわれてしまいます。

※ちなみに、このシーンで福島正則が酒を飲むのに使った大きな升を見つめた秀吉が、検地で使う升を統一することを思い付いた、という伏線に皆さん気づきましたか?

また、茶々の気を引くためにカルタ遊び(神経衰弱?)をする場面では、茶々と意味ありげに見つめ合う家臣(立花権三)に対して、恐ろしい形相で睨む場面もありました。

「大名」の面では、上杉景勝に対して、いつまでも上洛しない真田との同盟を断ち切るように厳命します。

「上司」の面では、重臣を集めた会議の場で、時には部下に厳しい質問を投げかけながらも、「検地」を実施するという方向性を示します。

「家族」の面では、妻である寧(ねい)や、母である なか甥である羽柴秀次後の小早川秀秋といった面々と家族団らんの時を過ごします。

このように見ていくと、今回がまさに秀吉の「絶頂期」なのかも知れません。

そうであるならば、今後の真田丸においては、秀吉が各方面で「ほころび」を見せていくことになるのでしょう。

「女好き」の面では、茶々(淀)を溺愛する。
「大名」の面では、天下統一に飽きたらず、朝鮮出兵を推し進めていく。
「上司」の面では、文治派を重用するあまり、武断派との対立の原因を作る。
「家族」の面では、甥である秀次を切腹に追い込んでいく。

そんな秀吉の「崩壊」を三谷幸喜さんがどのように脚本で描くのか、小日向文世さんがどのように演じていくのかが楽しみですね。

それでは、今回初登場のキャラクターを振り返ってみましょう。

まずは、石田三成が引きあわせてくれた大谷吉継
大坂の人々の中では、今のところもっとも信繁と親しくしてくれているようです。
「三成は相手の立場によって応対を変える」という、石田三成の行動原理を信繁に分かりやすく説明してくれます。
ちなみに、片岡愛之助さんの演技は比較的クセがない感じだったので、半沢直樹の再現を期待した方には物足りなかったかも?(笑)

続いては、茶人・千利休
上杉景勝に「生涯で一番苦い」茶を飲ませて、その真意を探る役目を秀吉から任されます。
桂文枝さんが演じるということで、今回は「喋る」千利休が見られるのかと思いましたが、予想外に口数少なく「目の演技」が多かったですね。

秀吉の甥である羽柴秀次
「まずいまずいまずい」のセリフが2回も登場しましたが、今後の「定番」となるかも?
会議には遅刻、秀吉の質問にも全く答えられず、最初から「アホっぽい」キャラですが、その意地を見せることはあるのでしょうか?
ちなみに、羽柴秀次を演じる新納慎也さんのブログによると、「秀次のクライマックスは……なんと、歴史の新解釈!」「今までの秀次像をくつがえし、皆さんに愛される秀次になればと思って頑張ってます!」とのことなので、単なるアホキャラでは終わらない予感……!?

最後は、鈴木京香さん演じる、寧(ねい)
名古屋弁丸出しで「おっかさん」という雰囲気を醸しだしていますが、今後は竹内結子さん演じる茶々と対立していくのでしょうか?
※ちなみに、秀吉の母「なか」役を演じる山田昌さんは「名古屋弁女優」とのことです。

さて、そんな新キャラクターと比べて登場する時間は短くなってしまいましたが、真田家の面々は「相変わらず」なところを見せていました。

信繁から頼まれてもいないのに世話を焼く きり。
弟と比較して、悩みながらも誰にも相手にしてもらえない源三郎信幸。
そんな信幸を心配する母・薫と、なかなか秀吉に対して動きを見せない父・昌幸。
空蝉の術と火遁の術を修行する出浦昌相と佐助。

メインの舞台は大坂へと移りましたが、真田郷の面々は今後も毎回何らか活躍してくれそうな予感ですね。

次回『真田丸』 第16話「表裏」(4月24日放送予定)の注目ポイントは?

サブタイトルの「表裏」とは、史実において石田三成が上杉景勝宛の手紙の中で用いた言葉、表裏比興の者」から取っているものです。

簡単に言ってしまえば、「くわせ者」「老獪」といった意味で、羽柴家から真田昌幸は注目されていたというか、評価もされていたし、危険視もされていたのでしょう。

秀吉からお墨付きをもらった徳川家康はいよいよ真田討伐の兵を出すことに。しかも、上杉家の援軍は来ない。

この状況で信繁が出来る事と言えば、父・昌幸を説得することと、秀吉の真田に対する心象を何とか良くする、ということでしょうか。

しかし、次回の真田丸では、そんな信繁が茶々から気に入られてしまうという、ある意味「大ピンチ」が訪れます。

秀吉の警護役「馬廻衆」として活躍することになる信繁ですが、その努力を無駄にしかねない「小悪魔」茶々の誘惑を信繁は振り切ることができるのでしょうか!?

また、次回はついに吉田羊さん演じる稲(小松姫)が登場するとのこと。
後に源三郎信幸の妻となる訳ですが、まずは父・本多忠勝を演じる藤岡弘、さんとの掛け合いが楽しみですね。

『真田丸』 第16話「表裏」の予告動画がNHK公式サイトで公開されています。
あらすじ 第16回「表裏」|NHK大河ドラマ『真田丸』

追記. 第15話「秀吉」の視聴率は18.3%

2016年4月17日に放送された「真田丸」第15話「秀吉」の視聴率は、前回第14話「大坂」の17.1%を1.2%上回る18.3%だったことがビデオリサーチ調べで分かったそうです。

18%台を記録したのは第5話以来ということで、大坂編に期待している視聴者が多かったのではないでしょうか。


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